【:河村尚子 ピアノ・リサイタル
~オール・シューベルト・プログラム 第2日〈秋〉】|開催日:2022年9月19日(月・祝) 14:00(開 場 13:30)|会場:芸術文化センター 神戸女学院 小ホール|
西宮市出身で、現在ドイツを拠点に活躍するピアニスト河村尚子。ミュンヘン・コンクール第2位など、名門コンクール入賞で頭角を現して以降、着実にキャリアを積み、いまや日本を代表する国際派ピアニストとしての地位を築いている。その彼女が2年間に渡り取り組んだ「ベートーヴェン紀行」に続いて取り上げるのが「シューベルト」。歌曲王としての印象が強いが、晩年に多く書かれたピアノ作品は、古典主義を受け継ぎながらも語りかけるような旋律は、その後のロマン主義的な抒情性を予感させます。その見つめる先には、、、
ーーフランツ・シューベルトといえば誰もが「歌」を想像するが、その美しいメロディーを色鮮やかに多様な表情に包装しているのが、このウィーン生まれの作曲家のどこか不思議で巧みな和声に感じられる。こんなシューベルトの音楽が私は大好きだ。
〈河村尚子〉
春に始まった新たな旅が、秋に実を結びます。|出演者:河村尚子(ピアノ)|プログラム:
<オール・シューベルト・プログラム> 「楽興の時」第3番 ヘ短調 D 780/3
「3つの小品」より 第3番 ハ長調 D 946/3
ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D 959
即興曲 第3番 変ト長調 D 899/3
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D 960