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兵庫県立芸術文化センターでは、この冬、土田英生氏の書き下ろし、演出による神戸港を舞台にした作品を製作・上演します。時代を超えて大輪田泊おおわだのとまりと呼ばれていた時代から、兵庫津ひょうごのつ、神戸港と変化していくなかで、そこで暮らす人々の切なくも温かい時間をオムニバス形式で描きます。
キャストに、南野陽子さん（妻役）、大谷亮介さん（夫役）を迎えるほか、関西の実力派俳優陣を起用。オーディションにより選ばれたエキストラキャストも加わり、神戸の“湊”に集った人々の、千年の交々こもごもを描きます。
あなたへと繋がる千年がきっと愛しくなる、涙と笑いの物語。どうぞご期待ください。


兵庫県立芸術文化センタープロデュース
「神戸の湊、千年の交々」
【公演日】12月7日(土) 2:00PM開演
【会　場】阪急 中ホール
【発売日】9月21日(土) 10:00AM

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作・演出 土田英生氏　コメント

二年前、神戸出身の詩人・竹中郁さんの作品を入れ込んだ朗読劇をやらせていただいた。南野陽子さんと文学座の林田一高さんによる手紙のやり取り、そして関西で活躍する俳優さんたちによる詩の朗読。そこでの好感触を起点にして、舞台作品を創ろうと盛り上がり、それが今回の企画実現につながりました。
完全な新作です。神戸が持つ様々な歴史やイメージを背景にしながら、人々の様々な断片を見てもらう。千年という時間の中でも変わらない人間の姿。引き続き南野さんにも出演してもらい、兵庫県出身のベテラン俳優・大谷亮介さんにも参加いただくことになりました！総勢20人ほどの出演者。どんな作品に仕上がるか、今から緊張しています。