19世紀末の長崎を舞台に、アメリカ海軍士官の夫を一途に待ち続けた蝶々さんの物語「蝶々夫人」。プッチーニの甘美な音楽に彩られ、120年にわたり世界中で愛されるドラマティックな悲劇です。
いまや世界水準のプロダクションで毎年注目を集める兵庫県立芸術文化センターの夏のオペラ、その最初の作品として、2006年に佐渡裕芸術監督の強い思い入れを持って、故栗山昌良氏の演出で上演されたのがこの「蝶々夫人」でした。全8回の公演は喝采に包まれ、好評を受けて2008年春に再演も果たしました。
それから16年を経た2024年、第一線で活躍する歌手たちを迎えた改訂新制作版「蝶々夫人」の幕が上がります!
ヒロイン蝶々さんをダブルキャストで務めるのは、躍進が続く二人の若きスター・ソプラノ、迫田美帆と高野百合絵!そのほか日本を代表する歌手が揃い、この美しい感動作に臨みます。
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