過去の痛みと未来への希望を抱いて「今」を生きる、
魂を揺さぶる壮大な叙事詩に8名の魅力的な俳優陣が挑む
ニューヨークの図書館。ベルリン出身で遺伝学・統計学を学ぶ青年エイタンは、イスラム史を学ぶワヒダに一目惚れして声をかけてしまう。二人は瞬く間に恋に落ちた。
ユダヤ人のエイタンは、アラブ人のワヒダとの婚姻を認めてもらうため、両親を呼び「過越祭」の食事をともにするが、敬虔なユダヤ教徒の父ダヴィッドは交際を認めようとしてくれない。
過剰なまでにワヒダを拒絶する父ダヴィッドの出生に疑念を抱いたエイタンは、ワヒダとともに祖母レアの住むイスラエルへと向かいそのルーツを解き明かそうとする。だが二人は、爆弾テロに巻き込まれてしまう。病院に運ばれたエイタンのもとに、父ダヴィッドと祖父エトガールが駆けつけてくる。二人は久しぶりに母であり妻であるレアと再会を果たすことになるのだが……。
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