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2020/5/8佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2020
「ラ・ボエーム」公演延期のお知らせ


平素より兵庫県立芸術文化センターをご利用いただき、誠にありがとうございます。

現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止策と、海外からの渡航規制などで、多くの公演が中止・延期となり、ウェブサイト等でお知らせをさせていただいているところでございます。皆様には、心よりお詫び申し上げます。

そのような中、当センターでは、佐渡芸術監督と共に検討を重ねて参りましたが、このたび、大変残念ながら、この夏の「ラ・ボエーム」上演を断念することを決定しました。「ラ・ボエーム」は、令和4(2022)年度に延期した上で、改めて上演する予定です。

なお、入場券をご購入いただきましたお客様には、いったんすべてのチケットを払戻しさせていただきます。大変恐れ入りますが、円滑な払戻し作業をするために、払戻しの開始は6月2日(火)からといたします。皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします。

払い戻しの詳細はこちらをご確認ください。


▼佐渡芸術監督からのビデオメッセージ▼



佐渡芸術監督のメッセージ PDF版はこちら



芸術監督プロデュースオペラ・シリーズは、 2005年の開館以来、 毎年高い評価をいただいてきました。今回も国内外から気鋭の出演者・スタッフを招聘し、開館15周年記念事業にふさわしいプロダクションを実現するために準備を進めてきました。

オペラの公演準備には長い準備と膨大な作業が必要です。 その準備が、新型コロナウイルスの世界的な流行により様々な形で妨げられることとなりました。
舞台装置の製作を開始したイタリア・ローマの工場では、イタリア政府の命令によるロックダウンと共に生産活動の停止を余儀なくされました。また、感染拡大を防ぐために「密閉・密集・密接」を避けることが求められていますが、「ラ・ボエーム」では児童合唱を含む総勢230名に及ぶ出演者・スタッフが長期間・長時間にわたり楽屋・舞台で練習を重ねる必要があります。合唱の練習でクラスター発生の危険性が指摘されていることや、数百点の衣裳や小道具類を取り扱う以上、いま求められている安全基準を確保するには限界があります。
さらに、ヨーロッパ各国の出国規制や我が国の入国拒否の措置によって、海外在住の出演者やスタッフの渡航に大きな支障が出てきました。非常に苦渋の決断でありましたが、先が読めない中で、このままギリギリまで準備を進めることで損害が拡大するのを避け、近い将来に再び私どもが目指す最高水準の公演を安全な環境で実現し、安心してご鑑賞いただくために、今はこれが最善の選択であると確信しています。

来年度の芸術監督プロデュースオペラは、2008年に上演して大絶賛を浴びた「メリー・ウィドウ」を、さらにパワーアップした改訂新制作でお届けすべく準備を進めています。再び皆さまをこの劇場にお迎えできる日が来るのを楽しみにしております。



【お問合せ先】
 芸術文化センターチケットオフィス
 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町2-22 ℡0798-68-0255(10~17時/月曜休*祝日の場合翌日)