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2020/7/147/23・24「どんな時も歌、歌、歌!~佐渡裕の オペラで会いましょう」感染防止の取り組み

ただいま進行中の<心の広場プロジェクト>。 7月23日・24日にはKOBELCO大ホールで、オーケストラ、オペラ歌手、合唱によるコンサート「どんな時も歌、歌、歌!~佐渡裕の オペラで会いましょう」を上演します。
本公演では、医学的な専門家の監修に基づき、万全の感染防止対策に取り組んでいます。
7月9日には、エアロゾル感染防止に重要な換気や空気の流れを検証するため、ホールにてスモークを使った実験を行いました。
もとより劇場は、建築基準法上、非常に厳しい換気基準を満たしており、KOBELCO大ホールでは内部の空気が30分でほぼ入れ替わる設計になっています。 今回の実験では、それを実証し、かつ舞台上の気流の検証結果を以って、より安全な舞台配置等を検討しました。なお、検証にあたっては、感染症対策アドバイザーとしてお招きしている感染制御医の吉田友昭さん(藤田医科大学教授)に立ち会っていただきました。
※本公演での感染防止対策の詳細はこちらをお読みください。




 ▼換気実験の模様▼

仕込みの様子。舞台上の3か所にスモークマシーンを置き、それぞれから噴射される煙の流れを見ていきます。



舞台袖には外気を給気するダクトを設置。
ダクトを伝って、舞台後方の下部から空気が送られます。



舞台上には公演時に想定している台組やアクリル板を設置。
後方下部からの空気の通り道を作るため、オーケストラ、合唱が乗る山台には隙間を空けています。



噴射から約1分後の動画。煙が上昇しています。
また、客席側の気流もあり、舞台上の空気はほとんど客席に下りてこないことが分かります。


以下、順に、噴射直後→約5分後→さらに噴射を止めてから約5分後の写真。
空気は上昇していき、噴射を止めて5分後には、人の頭の高さには煙が残っていません。





合唱の位置に立ち、マスク、フェイスシールドを着けて実際に歌唱も行いました。



客席側も、1階席床面等から外気を入れ、下方から天井(写真)へ向かう空気の流れを作っています。



立ち会いいただいた感染制御医の吉田友昭さん(左)は、感染症対策における換気や空気を流すことの重要性を指摘されています。
先月のホール視察時に佐渡監督と。



このような種々の対策を講じて公演に臨みます。出演者の安全を守り、ご来場の皆様に安心して公演をお楽しみいただくことのみならず、公演の成果が、各方面での活動再開に貢献することを願っています。